「世界で一番1対1に強いSB」 マンU新鋭DFを英識者が称賛「誰も彼に勝てない」
キャラガー氏がワン=ビサカに賛辞、“ダービー”でスターリングを封殺
リバプールのレジェンドで元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、ダービーマッチでの見事なパフォーマンスから、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカを「世界で一番1対1に強いサイドバック(SB)」だと称賛している。英紙「インディペンデント」が報じた。
22歳のワン=ビサカは、昨夏にクリスタルパレスからビッグディールでユナイテッドに加入すると、今季の“赤い悪魔”の右サイドで重要な役割を担っている。
シーズン終盤で迎えたマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”では、90分間で8回のタックルを記録。アグレッシブな姿勢で果敢にアタックし、プレミア屈指のFWの1人であるイングランド代表FWラヒーム・スターリングとの1対1を制すなどして、チームの2-0での勝利に大きく貢献した。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組「マンデーナイトフットボール」に出演したキャラガー氏は、「これは両者に猛烈なライバル争い。もちろんマンチェスターのクラブ同士ということもそうだが、ラヒーム・スターリングとアーロン・ワン=ビサカの対決もそうだ」と述べ、こう続けている。
「おそらく、ペップ(・グアルディオラ)が次の機会(ダービー)でやらなければならないのは、ラヒーム・スターリングをワン=ビサカと対決させないことだ。スターリングは世界最高のウイングの1人だが、ワン=ビサカは『来てみろ、お前は僕を抜くことはできない』と言うだろう」
そして、「私は本当にワン=ビサカが世界で一番1対1に強いサイドバックだと思う。誰も彼に勝てる選手はいないだろう」と賛辞を送っていた。同紙によれば、欧州5大リーグで戦う右サイドバックでワン=ビサカよりも1試合平均タックル数が多いのはレスター・シティのポルトガル代表DFリカルド・ペレイラのみ。欧州トップクラスの対人の強さを誇る22歳サイドバックから目が離せない。