「もはやアンタッチャブルな存在ではない」 レアルでクロースの評価“下落”と独誌懸念
1-2で敗れたベティス戦で途中交代、ジダン監督からの信頼が低下か
レアル・マドリードは8日に敵地で行われたリーガ・エスパニョーラ第27節ベティス戦で1-2の敗北を喫し、首位の座をバルセロナに明け渡した。レアルにとって思わぬ敗戦となった同試合で、ドイツ代表MFトニ・クロースは後半24分に途中交代を命じられた。この采配を巡り、同選手に対するジネディーヌ・ジダン監督からの信頼が低下しているのではないかと、母国のドイツ誌「シュポルト・ビルト」が報じている。
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クロースは2014-15シーズン開幕前にバイエルン・ミュンヘンからレアルに加入し、その後は不動のレギュラーとして同クラブのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに貢献してきた。
しかし、今年2月のリーガ第22節アトレティコ・マドリード戦(1-0)では前半終了後に途中交代し、さらに先月26日に行われたマンチェスター・シティとのCLラウンド16第1戦ではベンチ入りしたものの、ジダン監督曰く「戦術的な理由のため」最後まで出場機会が与えられないなど、同選手のチーム内での序列低下は以前から指摘されていた。
シュポルト・ビルト誌は、「ジダンはもはやクロースを信頼していない?」と見出しを打ち特集。「もはやアンタッチャブルな存在ではない」というスペイン紙「AS」の報道を引用しながら、クロースの低調なパフォーマンスを指摘している。さらに交代の際にジダン監督と目線を合わせることなくベンチに下がった姿を根拠として、同監督との関係悪化の可能性にも言及している。
ベティス戦後、ジダン監督は「クロースや他の選手のことを責めるつもりはない。私たちは同じ船に乗っている」と語り、クロースを擁護した。しかし、途中交代やベンチスタートが多くなっている現状に変化がなければ、今夏開催が予定されている欧州選手権でのパフォーマンスにも影響を及ぼしかねない。そのため、同大会での上位進出を目論むドイツでは、クロースの動向に今後さらに注目が集まることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)