アトレティコ、闘将シメオネの“サイクル”終了も? スペイン紙が退任の可能性指摘
クラブはCL出場権を獲得できなければ体制変更を視野か
スペインの強豪アトレティコ・マドリードは、長年にわたって“闘将”ディエゴ・シメオネ監督が率いてきたが、今季の成績次第でそのサイクルが終わるという。スペインメディア「エル・チリンギート」が報じている。
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アトレティコは2011年の冬にグレゴリオ・マンサーノ監督の解任に伴いシメオネ監督の体制になった。それ以来、リーグ優勝に加えてUEFAヨーロッパリーグ(EL)で2回優勝。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも決勝進出という実績を残して長期政権を築いてきた。
しかし、今季はリーグ戦で思うような成績は出ていない。27試合を終えての勝ち点45は5位だが、1試合消化が少ないレアル・ソシエダが勝利すれば6位になる勝ち点だ。4敗は首位バルセロナよりも1試合少ないが、12引き分けが勝ち切れないチーム状況を示す。21失点はリーグトップのレアル・マドリードより2点多いだけの2位だが、31得点は首位バルセロナの半分に満たない。
そうした状況に、アトレティコは来季のCL出場圏となる4位以上でリーグ戦を終えられなかった場合はシメオネ監督から体制を変えることを決断したという。残り11試合となったリーグ戦の成績次第では、その長期政権にピリオドが打たれる。
アトレティコで十分すぎるほどの実績を残したシメオネ監督だけに、フリーとなれば引く手あまたになるのは間違いない。アトレティコの方針は、来季の監督人事に悩むクラブから多くの視線を集めることにもなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)