「紙一重なのが彼らしい」 岡崎、レスター時代の“泥臭い全力弾”に再脚光「ビンテージ」
2016年のアストン・ビラ戦で岡崎が決めたゴールをクラブが公開「この男が恋しい」
レスター・シティは現地時間9日、プレミアリーグ第29節でアストン・ビラと対戦し、ホームで4-0と圧勝を収めた。そんななか、試合前にクラブ公式インスタグラムは2016年に行われたアストン・ビラ戦で決めた、現在スペイン2部ウエスカに在籍する元日本代表FW岡崎慎司のゴールを回想している。
試合はMFハービー・バーンズ、FWジェイミー・ヴァーディがそれぞれ2得点ずつを奪うゴールラッシュでアストン・ビラを相手に圧勝劇を演じた。3位のレスターは4位チェルシーに勝ち点「5」差をつけており、トップ4フィニッシュが現実味を帯びている。
そんななか、クラブ公式インスタグラムは「シンジが2016年のアストン・ビラ戦で決めたゴールをプレーバック」と文章を添え、2015年から4年間レスターに在籍した岡崎のゴールに再び脚光。2016年1月に行われたアストン・ビラ戦の前半28分、最終ラインの裏を取ったヴァーディがループシュートを放つが、相手GKが片手を伸ばす渾身のセーブで弾き出す。
しかし、そこに全力のスプリントで走り込んだ岡崎が右足で押し込む。そのシュートも相手GKに当ててしまうが、レフェリーはゴールラインを割ったとジャッジし、得点が認められた。岡崎らしい泥臭く際どい一撃にコメント欄では「シンジのビンテージゴールだ」「この男が恋しい」「紙一重なのが彼らしい」「シンジはクラブにとどめるべきだった」とコメントが寄せられている。
昨夏にレスターを退団し、スペイン2部ウエスカに活躍の場を移した岡崎は、1年目ながら8ゴールを決めており、得点源として立場を確立している。レスターファンも、かつて“奇跡のプレミア制覇”に貢献した岡崎の存在を決して忘れてはいないようだ。
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