仏代表FWジルー、チェルシー「移籍ブロック」告白 「ストライキに出るべきでも…」
1月の移籍が噂されていたジルー、新天地候補トッテナムとの一戦で勝利に貢献
チェルシーに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーは、1月の移籍市場での移籍が噂されていた。最終的に残留することとなったが、クラブに移籍をブロックされたことを明かしている。英サッカーサイト「90min」が報じた。
ベテランストライカーの獲得については、トッテナム、ラツィオ、インテルが移籍市場の最終日まで動いていたという。しかし、ワールドカップ優勝者は、北ロンドンへの移籍が認められなかったこと、そして彼自身もスタンフォード・ブリッジを強引に離れるつもりはなかったことを明かした。
「最も興味深かったのはインテルだ。問題は長引いてしまったことだ。ラツィオとトッテナムも可能性があったけれど、移籍をブロックされた。ただ、ストライキに出るべきでも、ロッカールームで拗ねるべきでもないと思っていた。それは僕のやり方でもないし、チェルシーに残留する可能性も高いことが分かっていたからね」
チェルシーのジルー残留決断がトッテナム戦の勝利につながった。2月22日のトッテナム戦で、ジルーはフランス代表の同僚でもあるGKウーゴ・ロリスが守るゴールを破り、先制点を挙げ、チームの2-1の勝利を収めた。
チェルシーでは今季の前半戦、先発出場の座をつかんだイングランド代表FWタミー・アブラハムが13ゴールを挙げて、ジルーにとっては難しい状況が続いた。しかし、2020年に入ってからは、アブラハムが負傷に苦しめられている。
ジルーの獲得が叶わなかったトッテナムは、ポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクやブラジル人FWウィリアン・ジョゼの獲得も失敗。イングランド代表FWハリー・ケインや韓国代表FWソン・フンミンの負傷もあり、ストライカー不足に直面している。
夏にチェルシーとの契約が満了を迎えるジルーにとって、今期の残り期間は、自身の価値を示すためにも、EURO2020を戦うフランス代表に選ばれるためにも、重要な時間となる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)