大活躍FWザハ、なぜマンUで輝けなかった? 元英代表が分析「十分な助けがなかった」
ファーディナンド氏、モイーズ体制でチャンスが与えられなかったと主張
コートジボワール代表FWウィルフリード・ザハは、所属するクリスタル・パレスで大活躍を見せており、夏の移籍市場ではビッグクラブへステップアップするのではないかと言われている。マンチェスター・ユナイテッドでは結果を残せなかったザハだが、その理由について元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が語った。英紙「デイリー・スター」が報じている。
ザハは、アレックス・ファーガソン監督が率いていた2013年にユナイテッドに加入。しかし、スコットランド人監督の下ではプレーすることがなかった。ファーガソン監督の後を継ぎ、デイビッド・モイーズ監督がユナイテッドの監督に就任したが、それでもザハは居場所を見つけることができなかった。
ファーディナンド氏は、当時のザハが十分に成熟していなかったと指摘しつつ、同時にユナイテッドも非難されるべきところがあると主張している。
「ザハは、ものすごい才能を持っている。最高の個の能力だ。まだ成熟していなかったのかもしれないが、彼はユナイテッドで成功しなかった。同時に私は、クラブやコーチングスタッフからも、十分な助けを得られていなかったと思う」
「彼は私が目をかけていた選手で、当時を振り返ったら彼は『リオの影響を受けた』と言うかもしれないね。それはチームのためになると思っていた。個人的な何かがあったわけではない。彼は素晴らしい選手になると思ったし、彼に必要なものが何かを感じていた」
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