フランス、新型コロナ対策で国内試合は”無観客”or”観衆1000人以下”で実施の政令を発表

リーグ戦最終節まで実施が問題ないという見解で、予定通りシーズンの日程を消化予定
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フランスでは試合開催に無観客試合または最大1000人までの入場という方針が政府から発表された。フランス紙「ル・パリジャン」などが報じている。
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欧州ではイタリアが最も感染が拡大して難しい状況にあるが、フランスでも感染者は増加している。すでにリーグ戦の一部が無観客試合で実施される措置が取られたが、フランスの青少年スポーツ大臣のロクサナ・マラシネアヌ氏は記者会見で、4月15日までの開催試合は無観客または観衆1000人以下で実施するという政令を発したことを明らかにしたという。
一方で、リーグ戦最終節まで実施することには問題がないという考えも明らかにしている。フランスではスタジアムの大部分が空席のままリーグ戦が進行し、予定通りの日程を消化することになりそうだ。
各国で対応が分かれるなか、Jリーグも3月18日の再開を目指していた公式戦再開の延期を決定したと公式サイトで発表。4月3日の再開を目指すとしている。ギリギリまで無観客試合での日程消化を避ける方針のJリーグだが、欧州はすでにシーズン終盤であることと今夏に4年に1度の欧州選手権(EURO)が開催予定という事情もあり、日程の消化を最優先課題として対応が進んでいる模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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