バルサがメッシと新契約の協議開始 提示した年俸は世界最高額を更新する約60億円か
スキャンダル続きのクラブ幹部に不信感を抱くメッシ 更新の鍵は金額以外の条件か
バルセロナはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、新しい契約の具体的な交渉を始めたようだ。クラブはメッシに年俸5000万ユーロ(約59億4000万円)を提示したと、フランスメディア「le10sport」が報じている。
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メッシとバルセロナの現行契約は2021年6月までだが、選手側が望めば今季終了後に退団できるという条項が付いている。スキャンダル続きのクラブ幹部に不信感を抱くメッシは、オプションを行使して今夏にもバルサを去るのではないかと噂されている。
バルサはメッシの慰留に励んでおり、新契約に関する具体的な内容を提示したという。イタリア人ジャーナリストのニコロ・スキーら氏が明かした内容は、2023年までの期間延長で年俸5000万ユーロ(約59億4000万円)。現在、約4000万ユーロ(約47億5000万円)と言われるメッシの年俸は、サッカー選手として世界一の金額を誇っている。しかし、新契約で提示された額は、さらに1000万ユーロ(約11億9000万円)ほど上回っているようだ。
財政難は選手の年俸高騰も一因となっているバルサだが、クラブの絶対的なエースに対しては破格の年俸を提示。なんとしても慰留させたいようだ。
クラブとの協議に入ったと言われるメッシ側の意見は報じられていないが、提示された金額についてはメッシ側の申し分ないと予想されている。新契約の締結はクラブ幹部との信頼回復にかかっており、メッシが金額以外に要望する条件をクラブがどれだけ受け入れられるか次第だろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)