ボタフォゴに本田圭佑“加入効果” ユニフォーム販売額は昨年比4倍、サポーター50%増

ボタフォゴMF本田圭佑【写真:AP】
ボタフォゴMF本田圭佑【写真:AP】

ボタフォゴが新しい取り組みに動く、デビュー前の本田圭佑がもたらした効果とは?

 ブラジル1部ボタフォゴに入団した元日本代表MF本田圭佑はデビュー戦を現地時間10日に控えているが、デビューを前にして早くもクラブに大きな効果をもたらしているという。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、本田の加入は主にマーケティング部門に影響を与えており、クラブは日本のアイドルを活用して四つの展開に着手していると報じている。

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 1カ月ほど前にボタフォゴへの移籍を決めた本田圭佑は、2月8日に入団記者会見を行いスタジアムに集まったファンの前でユニフォーム姿を披露した。その時スタジアムにはファンが約1万3000人、報道陣が100人以上集まったという。また、その半数は日本をはじめとする海外からの来訪者が多かったようだ。

 本田の入団会見時にも、ボタフォゴはブラジルのビール飲料メーカー「ブラマ」の協力を得て、日本国旗をあしらった旗とはちまきを製作してファンに配布した。同時に「ブラマ」は、カタカナ表記された特別なビール缶を製造し、本田の入団を盛り上げていた。

 本田の入団直後から実施されているマーケティング部門の取り組みは、加速度的に拡大しているという。ユニフォームなどのサプライヤーを務める「カッパ」とは、「本田圭佑」と漢字でネームを入れて、日本とブラジルの両国旗が入れた特別なユニフォームを製作して販売し始めた。その売れ行きは好調のようで、昨年比4倍の売り上げを記録している。今後はユニフォーム以外にもさまざまなグッズの製作販売に取り組んでいくようだ。

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