総力戦でリオ五輪へ導いた手倉森監督の名采配 「厳しいと言われた中で僕自身が信じてきた」
「これから日本はもっと強くなる」
リオ世代はこれまで、イラク相手に3連敗を喫しており、「この年代にはリベンジのための大会」と指揮官は語った。アジアの大会で敗れ続け、国際舞台に立つことができない世代だった。準々決勝イラン戦まで中2日の強行軍で登録23人中22選手を起用。体力の消耗を避けて、総力戦で五輪の切符を掴み取った。
「これから日本はもっと強くなる。使命感を持って、選手を鍛え上げたい」
就任から丸2年を経て、手倉森ジャパンは力強さを増した。決勝戦で勝利し、アジアの盟主としてリオの桧舞台を踏みしめるつもりだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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