エイバル戦でスタメンの久保が貴重ゴール、キ・ソンヨンが途中出場でデビュー

　スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間7日のリーガ・エスパニョーラ第27節エイバル戦（2-1）で貴重な追加点を挙げ、今季アウェー初勝利に貢献した。マジョルカの元韓国代表MFキ・ソンヨンがスペインデビューを飾ったなか、久保との抱擁シーンに注目が集まり、韓国メディアは「クボが祝福した」と伝えている。

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　2月21日の第25節ベティス戦（3-3）で1得点1アシストと活躍した久保は、ヘタフェ戦に続き、エイバル戦で3試合連続のスタメン出場。前半41分には久保がドリブル突破を仕掛け、ペナルティーエリア手前で倒されてファウルを獲得した。このFKをMFダニ・ロドリゲスが直接決めて、マジョルカが先制に成功している。

　さらに後半33分には、マジョルカのカウンターからMFアレハンドロ・ポソが持ち上がり、ペナルティーエリア手前でパス。ボールを受けた久保は右に持ち出すと、利き足とは逆の右でシュートを放つ。低弾道の一撃は相手に当たり、そのまま左ポストを直撃してゴールに吸い込まれた。

　直後の同37分、久保は新加入の元韓国代表MFキ・ソンヨンと交代。チームはその後1点を返されたが2-1で逃げ切った。韓国メディア「STAR NEWS」は「“デビュー戦勝利”キ・ソンヨンの先に久保、喜びの抱擁を交わした」と報道。「キ・ソンヨンがスペインリーグデビューを飾り、日本の同僚であるタケフサ・クボが祝福した」と記している。

「2-0とリードして迎えた後半37分、久保の代わりにキ・ソンヨンが投入され、デビューを果たした。イ・チョンス、イ・ホジン、キム・ヨンギュ、パク・チュヨン、イ・ガンイン、ペク・スンホに続き、韓国人7番目でリーガの舞台を踏んだ」