セリエAパルマ×SPAL戦で選手が“ボイコット” 試合前にロッカーへ撤収と伊メディア報道
元伊代表MFトンマージ氏が会長を務めるイタリア選手協会はリーグ戦中断の案を支持
イタリア1部セリエAで選手会による即時のリーグ戦終了の要求により、8日に開催予定のリーグ第26節パルマ対SPALの一戦で選手たちがベンチから立ち上がらずにボイコット状態になっている。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」などが報じている。
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イタリアは新型コロナウイルス感染者が世界有数に膨れ上がり、セリエAも延期や無観客試合の判断が相次いだ。そのなかで迎えた8日のゲームは、現地時間12時30分(日本時間20時30分)のキックオフが予定されていたが、スタメン発表などから予定通りの流れで進行していたが、ピッチに入場した両チームの選手たちがキックオフを待たずにベンチに引き上げたという。
そして、両チームの選手はその後にロッカールームへ引き上げた。これは、イタリアのスポーツ大臣がセリエAすべての試合の中断を検討していることと、元イタリア代表MFダミアーノ・トンマージ氏が会長を務めるイタリア選手協会がそれを支持していることにあるという。
一度は現地時間13時の開始予定とされたが、その後も選手が出てくる気配はないとレポートされている。この一戦だけでなく、今後のリーグ戦すべてに影響を与えかねない判断となるだけに、今季のセリエAが前倒しで終了する可能性すら残っている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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