札幌の韓国代表GK、なぜバセドー病公表? 理由告白「コロナウイルスではと…」
8日にインスタグラム更新のGKク・ソンユン、病名公表に言及「誤解がないように」
J1北海道コンサドーレ札幌の韓国代表GKク・ソンユンが8日に自身のインスタグラムを更新し、クラブがク・ソンユンのバセドー病を明かした件について触れ、「誤解がないように…」と自ら“公表理由”を告白している。
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現在25歳のク・ソンユンは2015年に札幌へ加入し、以降は正GKとしてプレー。2016年にJ2優勝で昇格に貢献すると、2018年にはリーグ戦最高の4位に大きく貢献した。昨季も33試合に出場するなど不動の守護神として君臨していたなか、2月末にバセドー病と診断された。
ク・ソンユンは8日にインスタグラムを更新し、韓国語と日本語の両方でメッセージを発信。「私がこのような文を書く理由は、日本や韓国で私の身体状況についての記事が出てくるようになり、それにより多くのご連絡を頂いたので、みなさまを安心させたいと思ったからです」と綴り、「事実を先に申し上げると、私は大丈夫です!」と続けている。
「身体に違和感を感じてから、すぐに検査を実施しました。そして、初期段階の甲状腺機能亢進症と診断されました。そして現在は薬を服用し、休息を取っています」
復帰に向けて治療を続けているというク・ソンユン。バセドー病を公表した理由についても触れ、「私が現在トレーニングに参加していないことで流行しているコロナウイルスではないかと、多くの方々にご心配ご迷惑をお掛けしました。そのため球団と相談し、このような誤解がないように、私が甲状腺機能亢進症に対する治療中という事実を公表しました」と吐露している。
「今は早くサッカーがしたくて体がうずうずします。今回の件で、非常に多くの方々が私を心配してくださったことを肌で感じて感謝しています。早く健康な状態に回復し、準備して100%のコンディションで皆さんの前に再び立ちたいと思います」
現在Jリーグは新型コロナウイルスの影響で一時中断しているなか、ク・ソンユンは「もう少しだけ待っていてください」とファンに呼び掛けている。現時点で復帰時期は不透明ながら、ファンからは「待っています!」と温かいコメントが数多く届いている。