シャルケ内田が歩む前例少なき復帰への道 恐怖心はないが「日によって痛さが違う」

百戦錬磨の男も「復帰のめどは分からない」

「いやぁ、この症例が(たくさん)ある感じなら別なんですけど、膝蓋じん帯の手術が。まぁ結構(じん帯の)量も取ったので、日によって痛さとか負荷とか腫れ方が違うので、なんとも言えないですね。復帰のめどは分からないです」

 飄々とした語り口が持ち味の内田は、こう語り、練習後には痛みが出るという。

「夜に腫れますね。”ボコ”とは膨らまないけど、むくんでる感じというか。あと、やっぱり痛い時は痛いですね」

 果たして、激痛がなくなる時はやってくるのだろうか。

「練習とか負荷をかけて、次の日に痛みが残らなければいけるかなっていう。筋トレして『夜痛いな』とかだと、だめなんでしょうね」

 内田はドイツ屈指の名門で6シーズンを過ごし、UEFAチャンピオンズリーグには日本人選手最多となる29試合に出場、1得点を挙げている。百戦錬磨の男の完全復帰を待ちたい。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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