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逮捕のロナウジーニョ、拘束延長決定で最大6カ月か 弁護士が非難「理不尽かつ軽薄」
偽造パスポート所持で逮捕されたロナウジーニョ氏 逃亡および釈放後の引き渡し拒否の恐れ
偽造パスポート所持によってパラグアイで逮捕された元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は、釈放を認められず引き続き拘束されることになった。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、逃亡および釈放後の引き渡し拒否の恐れを主張した検察の請求が認められて、ロナウジーニョの身柄が引き続き拘束されることが決定したと報じている。
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バルセロナなどで活躍したロナウジーニョ氏は、チャリティーイベント参加のため4日パラグアイに入国。首都アスンシオン滞在時に偽造パスポートによる入国の疑いで、兄のアシス氏とともに逮捕された。
ロナウジーニョ氏の弁護士は、アシス氏は心臓に不安を抱え治療の必要があるなどと主張。彼らの釈放を求めた。一方、検察は逃亡のリスク、釈放後にブラジルが身柄引き渡しを拒否する恐れがあると主張して、引き続き2人の身柄を拘束することを訴えた。その検察の主張が認められ、ロナウジーニョ氏は引き続きパラグアイで拘束されることに決定した。
「グローボ・エスポルチ」は、パラグアイによる拘束は最大6カ月間続く可能性を伝えている。これに対してロナウジーニョの弁護士は、「理不尽かつ恣意的で軽薄な決定」とコメント。続けて、「ロナウジーニョらは、パラグアイに対してなんの犯罪も犯していない」と主張し、上訴するようだ。
7日には6時間におよぶ取り調べが行われたロナジーニョ氏の偽造パスポート事件だが、他にもすでに3人の関係者が告発されているという。パラグアイ当局は、この事件を機に組織的な犯罪を一掃しようと試みているようだ。
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