シティの独代表MFサネ、母国王者バイエルン移籍消滅か “重傷”が大きな分かれ目に
プレシーズン中に前十字靭帯負傷のサネ、バイエルン移籍が完全ストップ
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するドイツ代表MFレロイ・サネが、母国の王者バイエルン・ミュンヘンへの移籍をせず契約延長の意向だという。英紙「ガーディアン」が報じた。
バイエルンは今季開幕前にサネの獲得に動いていたとされる。バイエルンは昨季限りで“ロベリー”の愛称で親しまれた元オランダ代表FWアリエン・ロッベンと元フランス代表MFフランク・リベリーのウイングコンビが退団。その穴埋めに、母国を代表するウインガーを獲得する意向と伝えられていた。
しかし、サネはプレシーズン中に前十字靭帯負傷の重傷で移籍は完全にストップ。一方でバイエルンは来夏にも出直しの獲得に動くというのがこれまで多く報じられてきたものだった。
そのサネは、2021年6月までとなっているシティとの契約を延長し、バイエルンへの移籍はしない方向に意志を固めたという。このため、シティはサネに対して適切なオファーを提示する準備を進めている模様だ。
バイエルンにとっては、夏の移籍市場での戦略を見直す必要に迫られることになる。サネはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場停止処分が下る可能性もあるシティへの残留を決断し、プレミアリーグでのプレーを続けることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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