モウリーニョ、低調の仏代表MFを“名指し”で不満示す 「全ての時間で期待外れ」
トッテナムはバーンリーと1-1ドロー エンドンベレは前半のみでベンチに下がる
トッテナムは現地時間7日に行われたプレミアリーグ第29節でバーンリーと対戦し、1-1のドローに終わった。1点ビハインドのハーフタイムに選手の2枚替えを行うなどの対策に追われたジョゼ・モウリーニョ監督はフランス代表MFタンギ・エンドンベレを名指しで批判し、パフォーマンスに不満を示した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
トッテナムは前半13分にFWクリス・ウッドに先制ゴールを許し、0-1でハーフタイムを迎えた。モウリーニョ監督はハーフタイムに選手2人の入れ替えを決断。MFオリバー・スキップとエンドンベレを下げ、MFジオヴァニ・ロ・チェルソとFWルーカス・モウラを投入した。
後半5分にはMFデレ・アリがPKを決めて同点に追いついたが、勝ち越しゴールは奪えず。1-1のドローに終わり、これで公式戦5試合勝利から遠ざかっている。
モウリーニョ監督は「前半、我々には中盤がなかった。ボールを求め、試合をコネクトし、プレスやリカバーを行える選手が中盤にいることは戦術よりも重要だと思っている。デュエルに勝てる選手が中盤にいるべきだが、我々にはそれがいなかった」とMF陣のパフォーマンスに苦言を呈した。低調な出来で途中交代させたエンドンベレに対しては、名指しでより厳しい批判を行っている。
「スキップについて話しているわけではない。彼はまだ19歳の若者で、数日前に2時間プレーした。私はスキップを批判しているわけではない。私は逃げないよ。タンギは異なるレベルに到達するには十分な時間があったはずだ。プレミアリーグが非常に難しく、適応するのに時間がかかることも分かっている。しかし彼にはポテンシャルがあり、責任もある。彼はより多くのものを提供しなければならない。特にロ・チェルソのプレーを見ればそれは明らかだ。前半は全ての時間で期待外れだった」
エンドンベレは昨夏にリヨンからトッテナムに加入。移籍金はクラブ史上最高額の6000万ユーロ(約71億円)と大きな期待を背負っているだけに、モウリーニョ監督の要求も厳しいものとなっているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)