久保建英は「クオリティーを証明した」 今季3ゴール目にスペイン紙は唯一の満点評価
エイバル戦で先制点につながるFKを獲得し、今季3点目も記録して勝利に貢献
マジョルカの日本代表MF久保建英はリーガ・エスパニョーラ第27節エイバル戦(2-1)で今季3ゴール目を決め、先制点につながる直接FKも獲得するなど、チームの勝利に大きく貢献した。スペイン紙「AS」は両チーム唯一となる満点評価を与えるなど、その働きを絶賛している。
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3戦連続でスタメン出場した久保。サイドでの突破とともに全体のバランスを見て左や中央と柔軟に動きを見せる。すると41分に左サイド45度で久保が仕掛けたドリブル突破に相手DFがたまらずファウル。直接FKを得るとダニ・ロドリゲスが右足で蹴り込み、先制点を奪った。
後半に入っても得点への意欲が満々の久保は、後半33分にも再び歓喜をもたらす。ペナルティーエリア外正面で右からのパスを受けると、まず切り返しで正対する相手マーカーを揺さぶり、そこから躊躇せず利き足ではない右足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に収まり、マジョルカにとっては大きすぎる追加点をもたらした。
試合をほぼ決定づけるゴールを奪った久保は、この直後に新加入の韓国代表MFキ・ソンヨンと代わりお役御免に。試合終盤エイバルが1点を返したもののマジョルカが逃げ切り、大きな勝ち点3を得た。この結果を受けて「AS」紙の採点では久保に両チーム唯一となる満点評価(スペード3つ)を与えており、「クオリティーを証明したのは久保だった」と絶賛した。
久保のゴールは2月21日のベティス戦以来、2試合ぶり。マジョルカにとって鬼門となっていたアウェーでようやくの初勝利を手繰り寄せた久保は、残留を争うチームにとって不可欠な存在となっている。