ドイツU-21代表監督が無念、日本行き断念で胸中吐露 「東京へ飛ぶ予定だったが…」
U-21ドイツ代表のクンツ監督、3月上旬に日本で候補キャンプ地探しを予定も…
新型コロナウイルスの拡大を受けて森保一監督率いるU-23日本代表の3月シリーズが中止となったなか、東京五輪参戦のドイツ代表にも影響が及んでいる。U-21ドイツ代表のシュテファン・クンツ監督は日本行きを断念したことを明かし、「東京へ飛ぶ予定だったが…」と無念の胸中を吐露している。ドイツ紙「ビルト」が伝えた。
日本サッカー協会(JFA)は6日、3月に予定していた国内での国際親善試合(27日南アフリカ戦、30日コートジボワール戦)を中止にすると発表。JFAは「現在の様々な状況を考慮し、南アフリカサッカー協会、コートジボワールサッカー協会と協議を重ねた上での決定」と声明を出している。
そんななか、東京五輪出場国にも目に見える影響が出ているようだ。欧州から4カ国(ドイツ、フランス、ルーマニア、スペイン)の出場が決まっているなか、U-21ドイツ代表のクンツ監督が3月の日本視察を諦めたという。
ドイツ紙「ビルト」は「U21代表監督クンツが東京視察をキャンセル」と報道。「新型コロナウイルスのために、日本行きをキャンセルしなければならなかった」と記し、クンツ監督のコメントも紹介している。
「私はもともと、3月上旬に候補キャンプ地を探すため東京へ飛ぶ予定だったが、渡航警告もあり、今回の視察をキャンセルした。オリンピック前にじっくりと見る唯一の時間だった」
世界中で感染者が増加するなど収束が見えない騒動のなか、東京五輪出場国にも影響が及び始めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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