欧州上位10カ国リーグの「U-23得点ランクTOP10」を英特集 “神童”を上回る1位は?
5位以下で目立ったイングランド勢、1位はドイツ代表FWヴェルナー
シーズン終盤戦に差しかかっている欧州サッカー界では、各国リーグで次代を担う若手選手が台頭している。英メディア「フットボール365」は、今季ここまでの「欧州リーグU-23得点ランキング」を発表。UEFA(欧州サッカー連盟)国別ランキングの上位10カ国のリーグから選出したなか、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペを抑えて、リバプールからの関心がたびたび報じられているRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが1位となった。
各国ヤングスターが名を連ねた今回のランキング。5位以下ではイングランド勢の活躍が目立った。ここ10試合で8ゴールの固め取りをしているエバートンのFWドミニク・キャルバート=ルーウィン、シーズン序盤戦で得点を量産したチェルシーのFWタミー・エイブラハムが13得点で並べば、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードと、ドルトムントのMFジェイドン・サンチョが14得点で名を連ねている。
4位はリヨンの23歳FWムサ・デンベレ。チームの得点源として機能し、ここまで16得点を挙げている。そして18ゴールで2位に並んだのが、レアル・マドリード移籍が囁かれている“神童”ムバッペと、ヘントのカナダ代表FWジョナサン・デイビッド。特にムバッペは、今季の全公式戦で見ると32試合30ゴールを記録しており、若手のなかでトップクラスの得点力を誇っている。
そして、欧州トップ10リーグにおけるU-23得点ランキングで首位に立ったのがヴェルナーだ。日本代表MF南野拓実の所属するリバプールやユナイテッドからの関心が伝えられている23歳のFWは、ここまでブンデスリーガで21ゴールを記録。リーグ戦の記録だけで言えば2位以下を突き放してトップに立っている。