トッテナムOB、FA杯16強敗退のモウリーニョ監督に喝 「言い訳は聞き飽きた!」

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

オハラ氏は「負傷者が出ても、ノリッジに勝つのに十分な選手が揃っている」と主張

 トッテナムは現地時間4日に行われたFAカップ5回戦でノリッジ・シティと対戦し、1-1の末に突入したPK戦で2-3と敗れた。クラブOBであるジェイミー・オハラ氏は、今年1月から指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督を痛烈に批判した。英紙「デイリー・スター」が報じている。

 FAカップでベスト16敗退となったトッテナムは、その前の公式戦3試合でもRBライプツィヒ戦(0-1)、チェルシー戦(1-2)、ウォルバーハンプトン戦(2-3)と3連敗。マウリツィオ・ポチェッティーノ監督を解任し、モウリーニョ新監督を招聘したものの、チームは低空飛行を続けている。

 結果が出ない理由についてモウリーニョ監督は、今年1月の移籍市場で負傷しているイングランド代表FWハリー・ケイン、韓国代表FWソン・フンミンの穴を埋められるストライカーを獲得できなかったからと説明。オハラ氏はそうした事実を認めながらも、選手たちに自信を付け、結果を出すことができなければモウリーニョ監督が再び無職に戻るだろうと切り捨てた。

「あまりにも言い訳が続くから、不快だし、聞き飽きたよ。ハリー・ケインとソン・フンミンが負傷してしまったことは、彼をフォローしたい。彼は解決策を探そうとしているようだけど、それは今のところ上手くいっていない。批判的に言えば、『同情してくれ、私たちには怪我人が出た。ルーカス・モウラが代わりたがっている、(ステーフェン・)ベルワインが代わりたがっている、トッテナムに同情してくれ』は、間違っている。頼むよ。結果を出さないといけないし、勝ち点を拾わないといけないんだ。負傷者が出ても、ノリッジに勝つのに十分な選手が揃っているだろう」

 そして、これまで数々のタイトルを勝ち取った実績を誇り、トロフィーをもたらすためにトッテナムに来たとされる指揮官に、「もう、モウリーニョに言い訳の余地はない。彼はトロフィーを勝ち取るために来たのに、FAカップでノリッジに敗れたんだ。これでシーズンは望んでいたものとから遠くなった」と、批判している。

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