3月のW杯アジア2次予選は延期濃厚に 新型コロナで「状況を引き続き監視」とFIFA発表
FIFAとAFCの代表が会合を実施 Jリーグ再開の判断にも影響か
3月の国際Aマッチデーに行われる予定のワールドカップ(W杯)アジア2次予選の試合が、延期になることが濃厚になった。国際サッカー連盟(FIFA)は報道向けの発表で、この期間の試合を延期する提案をアジアサッカー連盟(AFC)と共有していることを明らかにした。
現在アジアでは新型コロナウイルスの影響を受け、日本のJリーグだけでなく、中国や韓国でも国内リーグの試合が延期になっている。そうした状況を受け、FIFA本部においてAFCとの両者代表が会合を実施。「サッカーの試合に関与するすべての個人の幸福と健康は依然として最優先事項である」としたうえで、次のように発表した。
「2023年アジアカップ予選兼2022年W杯アジア2次予選の試合を延期する提案はAFCと両者が共有している。FIFAとAFCは加盟国との協議の末、今後数日間において最新情報を発表する」
「世界保健機関など関連機関と協力して、新型コロナウイルス(COVID-19)に関連する状況を引き続き監視する。他の国際試合に関する情報は、関連する大陸連盟または各国協会によって提供される場合がある」
現状を鑑みれば、3月の試合延期は濃厚だと言わざるを得ないだろう。Jリーグの再開にも影響を与えそうな判断は、FIFAやAFCから近日中に発表されることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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