“メッシ批判”にアルゼンチン名将が擁護 「彼は1日1000匹ヤマウズラを狩るハンター」
クラシコ不発メッシに関して、アルゼンチンやバルサ指揮のメノッティ氏が持論
かつてアルゼンチン代表やバルセロナを指揮した名将セサール・ルイス・メノッティ氏は、エル・クラシコでのパフォーマンスに批判の集まるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対して「彼が常に物事を解決することを期待してはいけない」と語り、母国の後輩を擁護した。スペインラジオ局「カデナSER」が報じた。
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バルセロナは現地時間1日、リーガエスパニョーラ第26節でレアル・マドリードと対戦。敵地に乗り込んだバルセロナだが、後半26分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに先制点を献上すると、アディショナルタイムには途中出場のドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスに決定的な2点目を奪われて0-2と敗れた。
この試合で空砲に終わったメッシに対しては批判が集まっているなか、同郷の先輩であるメノッティ氏は独特な表現を用いながら後輩を擁護しつつ、メッシに代わるような存在の出現を訴えた。
「彼は1日に1000匹のヤマウズラを狩るハンターのようなものだ。その日が999匹で終われば、周りの人間は彼に元気がなかったと言うだろう。(そういう風に)彼が常に物事を解決することを期待してはいけないんだ。私は彼ではなくチームのことを心配しているよ。なぜなら、彼が常に解決策を持っていると期待してはいけないからね。(チームを助ける)他の誰かがバルセロナに現れなければならない」
また、メノッティ氏はキケ・セティエン監督が新たなMFを探していることに言及し、「(元スペイン代表MF)シャビと(元スペイン代表MFアンドレス・)イニエスタがいる中盤を見つけるのは、それほど簡単ではない」と述べている。
メノッティ氏が提言するように、バルセロナはメッシの代わりとなる選手を見つけることができるのだろうか。