バルサ監督、就任2カ月弱で選手から信頼失う? 現地メディアは上層部を批判
クラシコ後半の采配に選手が不信感と伝える
バルセロナは現地時間1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節、レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”で0-2の敗戦を喫し、宿敵に首位の座を明け渡した。キケ・セティエン監督体制となっても状況が好転しないなか、地元カタルーニャのラジオ局が指揮官と選手の間に“溝”がすでに発生しつつあると報じている。
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1月にサウジアラビアで行われたスペイン・スーパーカップ後、エルネスト・バルベルデ前監督に代わってセティエン監督がチームを率いるようになったが、就任わずか2カ月弱で選手の信任を得られていない模様だ。
スペイン紙「AS」によると、「ラジオ・カタルーニャ」は「セティエンと彼をバックアップするメンバー(指導陣)はこの船を操縦する方法を知らない」「深く理解することができていない」と、セティエン監督がバルサの選手から信頼を得られていないと報じたという。
自身が標榜するポゼッション重視のスタイルをチームに馴染ませる時間がないことは確かだ。ただし1月末のバレンシア戦の敗北(0-2)に始まり、スペイン国王杯ではアスレティック・ビルバオ相手に敗戦(0-1)。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16、ナポリとの第1戦では1-1のドロー、そしてクラシコの敗戦と、就任後11試合で3敗を喫するなど、思うような結果が残せていない。
特に選手たちの不信感が募ったのは、クラシコの後半の采配だったという。チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルを下げてデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテを投入したものの、これ以降チームはパワーダウンし、サイドでの攻防で劣勢に立たされたからだ。
ただ同ラジオ局は、現在の不調の主犯はセティエンではなく、フロント陣にあると見ている。バルベルデ前監督を解任したのは「シーズンを捨てる」ことになったとまで表現したという。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと強化部の元フランス代表DFエリック・アビダルSD(スポーツディレクター)が不和を起こすなど、一枚岩になっていないバルサ。果たして、このままシーズンを進めてしまうのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)