宿敵との一戦はいつでも熱い!? リーベルとボカの”親善試合”ダービーが退場者5人を出す大乱戦に

公式戦ではないスーペルクラシコに大観衆が詰めかけヒートアップ

 世界で最も激しいダービーマッチと言われるアルゼンチンの名門同士の一戦は、フレンドリーマッチでもその激しさが変わることはないようだ。24日、ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートが対戦。「スーペルクラシコ」と呼ばれる直接対決は、公式戦ではないにもかかわらず、両チーム合わせて5人の退場者が出る乱戦となった。試合は最終的に9人でプレーしたリーベルが1-0で勝利を収めた。

 スタジアムには大観衆が集い、およそフレンドリーマッチとは思えない雰囲気の中で行われていた。しかし、試合は過剰にヒートアップし、異常事態に発展する。

 前半10分、ボカDFジョナサン・シウバがDFガブリエル・メルカドに対して危険なスライディングタックルを仕掛け、一発退場。さらに17分には、ボカFWカルロス・テベスがハンドを犯してPKを献上。テベスにはこのプレーでイエローカードが提示された。このPKはリーベルMFレオナルド・ピスクリチが決めて、この試合唯一の得点が生まれた。

 後半21分にはボカのDFジノ・ペルッツィがスパイクの裏を見せた危険なタックルでレッドカードを受けて、2人目の退場者を出すと、そこから試合は荒れる一方に。

 同34分にはボカDFダニエル・ディアスが審判に暴言を吐き退場処分。直後に、今度はリーベルDFジョナサン・マイダナがセットプレーの守備の際に口論となったテベスに対して、ヘッドバットを見舞い一発退場。このプレー後、ベンチも含め、両チームの選手やスタッフがピッチ上に駆け込み乱闘騒ぎとなった。そして、すでにベンチに下がっていた得点者のピスクリチにもレッドカードが提示された。

 

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