GKが「ゾッとする」衝撃プレー 相手の胃に空中「空手キック」で反響「退場すべき」
チリ1部コキンボ・ウニドのアルゼンチン人GKが見せた「残忍」キックに脚光
チリ1部のコキンボ・ウニドが1日のリーグ第6節でラ・セレナと対戦し、本拠地で2-1と勝利を収めたなか、コキンボ・ウニドのアルゼンチン人GKが見せたダイビング「空手キック」が脚光を浴びており、「残忍」「ゾッとする」「退場すべき」との声が広がっている。
試合はホームのコキンボ・ウニドが前半14分に先制。前半を1-0とリードして折り返したなか、後半9分に同点ゴールを奪われて試合は振り出しに戻った。問題の場面はその直後に起きた。
勢いに乗るラ・セレナが逆転ゴールを奪うべく攻撃に転じたなか、コキンボ・ウニドは守勢に回る。最終ライン裏のスペースに絶妙なパスを通されてピンチを迎えた際、相手MFエンツォ・ルイスの飛び出したなか、コキンボ・ウニドGKマティアス・カノが飛び出して対応した。
大ピンチの場面で、相手MFルイスが先に触って無人のゴール目掛けてシュート。次の瞬間、GKカノがダイナミックなジャップから両足を伸ばしてシュートを阻止するべく飛び込んで両者が激しく衝突した。結局シュートは入らず、カノのプレーに対してはイエローカードが提示されている。
その後、コキンボ・ウニドが決勝ゴールを決めて2-1と勝利。結果的に守護神の決定機阻止が結果を左右する形となった。チリメディア「EL DINAMO」はそのプレーに注目し、「ルイスは得点する準備ができていたなか、カノが本物の空手キックを相手選手の胃にお見舞いしして止めた」と伝えている。
また同国スポーツ専門メディア「AlAireLibre」は「マティアス・カノの残酷なキックはイエローカードのみ、VARチェックなし」と言及。イエローカード止まりの判定に対して疑問を投げかけつつ、「カノがゴールを離れ、フライングキックでルイスを強打した」と記している。また、ファンの反応として「ゾッとする」「退場すべき」などのコメントも紹介した。
イエローカードの判定も含めて、GKカノのプレーは大きな波紋を呼んでいる。