元なでしこ岩清水、“ママリーガー”に! 雛祭りに第一子を出産「予想以上に長い陣痛に耐える中…」
3月3日に第一子となる長男を出産 「これからは母として…」
なでしこリーグ(日本女子サッカー)1部日テレ・東京ヴェルディベレーザは4日、元なでしこジャパン(日本女子代表)DF岩清水梓が3日に第一子となる長男を出産したと発表した。岩清水は昨年10月に一般男性と結婚し、産休に入ったあと「来シーズンの現役復帰を目指します」と宣言していた。“ママリーガー”を目指す元なでしこDFは、クラブを通じてコメントを発表している。
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「3月3日の雛祭りに、無事男の子を出産しました。予想以上に長い陣痛に耐える中、隣で支えてくれた夫の存在にはとても感謝しています。そして私たちの元に産まれてきてくれた元気な子に、これからはたくさんの愛情を注いでさらに笑顔溢れる家庭を築いていきたいと思います」
2004年にベレーザに入団し、ベレーザ一筋で数々のタイトル獲得に貢献。なでしこジャパンとしても女子ワールドカップ(W杯)には3大会連続出場し、11年大会の優勝、15年大会の準優勝メンバーとして戦ってきた。百戦錬磨のベテランDFは、昨年10月に結婚と妊娠を同時に発表。その際にはクラブを通して、「選手としては引退も一度は考えましたが、来シーズンの現役復帰を目指します。男子選手にとっては当たり前の光景である我が子を抱えながらの選手入場、これが今のわたしの夢です」とコメントしていた。
そして、雛祭りの3日に長男を出産。待望の我が子との出会いに、「これからは母として分からないことだらけの毎日が待っていますが、周りの皆さまに見守りご支援いただきながら、家族全員で成長していきたいと思います」と決意。さらに、今後の現役生活についても誓った。
「そんなあわただしい日々の中でも、少しずつ選手としての身体を取り戻し、ピッチに戻ってまた応援してもらえるようがんばります」
昨年の段階では今季中の復帰を目指すとしていた岩清水。我が子を抱いて選手入場する姿がもうすぐ見られるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)