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ドルトムント香川が親善試合にフル出場 次節スタメンへ、復活をアピール
2部チーム相手にキレのある動きを披露
ドルトムントの日本代表MF香川真司が、24日に行われたウニオン・ベルリンとの親善試合に先発フル出場を果たし、チームも3-1で勝利した。ブンデスリーガ前半戦で4得点7アシストを記録していた香川は、リーグ後半戦初戦となった23日のボルシアMG戦(3-1)を欠場していたが、この日はエリア内でキレのあるプレーを披露するなど、復調の兆しを見せた。
この親善試合にはボルシアMG戦を欠場、または出場時間の短かった選手が出場した。負傷から復帰したばかりのDFエリック・ドゥルムやDFマルセル・シュメルツァー、セルビア代表DFネヴェン・スボティッチらと共に、ウィンターブレイク中に胃腸炎を患っていた香川も実戦復帰し、いつもどおり4-3-3の左インサイドハーフで先発した。
前半、香川にビッグチャンスが訪れた。DFシュメルツァーからのパスをエリア手前で受けると、持ち味である俊敏なステップのドリブルで対峙するDFを交わしてエリア内に侵入。右足の強烈なシュートでゴール左を狙ったが、相手GKのファインセーブに防がれた。40分にはMFクリスティアン・プリシッチのクロスに合わせてゴールを狙ったが、シュートはクロスバーを越えた。背番号23は得点には絡まなかったが、フル出場を果たして復活をアピールしている。
独2部のウニオン・ベルリン相手に先制を許すなど、押し込まれた控えメンバー主体のドルトムントだったが、若手MFプリシッチとFWアドリアン・ラモスの2得点で逆転し、3-1で勝利した。ブンデスリーガ2位につけるドルトムントは、30日にホームでインゴルシュタットと対戦する。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images