「信じられないタッチ!!」 マンC新鋭、足下ピタリの“超絶トラップ”に喝采「並外れている」
19歳MFフォーデンがリーグ杯決勝で見せたワンプレーに脚光
マンチェスター・シティは現地時間1日に行われたカラバオカップ(リーグ杯)決勝でアストン・ビラに2-1で勝利し、同大会3連覇、通算7度目の優勝を飾った。過密日程のなかで行われたこの試合に先発したU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンは、先制点をアシストする活躍を見せたが、クラブ公式SNSは試合中に見せた華麗なワンプレーに注目。味方からのサイドチェンジを、走りながらピタリと足下に止めた超絶トラップが反響を呼んでいる。
聖地ウェンブリーで行われた一戦に、シティはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネやポルトガル代表MFベルナルド・シウバら一部主力を先発から外したものの、前半20分に先にスコアを動かす。フォーデンのお膳立てからアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがボレーシュートを決めて先制。さらに同30分、CKからスペイン代表MFロドリがヘディングで押し込み、2-0とした。前半のうちに1点を返されたものの、後半は最少得点差のリードを守り切って2-1と勝利を手にした。
シティが勝負強さを見せ3連覇を果たしたなか、クラブ公式SNSが注目したのが19歳MFフォーデンが見せたワンプレーだ。1-0とリードして迎えた前半26分、敵陣左サイドでウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコがパスを受けると、逆サイドにフリーでいたフォーデンを見逃さず、左足を振り抜き右斜め前方へ高精度のサイドチェンジを送った。
フォーデンは縦に走りながら、このボールを左足アウトサイドで吸い付くような“超絶トラップ”。ボールの勢いを完璧に吸収して足下にピタリと止めると、対峙した相手にドリブルを仕掛けて最後は左足で際どいシュートを放った。
この一連のプレー映像を、シティが公式インスタグラムとツイッターで公開。コメント欄にはファンから多くの反応が寄せられており、「信じられないタッチ!!」「未来」「並外れている」「輝かしいコントロール」「エクセレント」「滑らか」「一流のタッチ」といった称賛の声が上がっていた。分厚い選手層を誇るシティではまだレギュラーの座をつかめていないフォーデンだが、技術面でのクオリティーの高さを証明するワンプレーとなった。