ベニテス前監督との不仲は認める

　今季不振が続いていることに関しては、「そういう時期もある。みんな落ち着く必要がある。今日はプレーした。リズムを取り戻すのに少し時間がかかったけど、後半は良かった。それについても触れてほしい」と主張。また、危険運転でパトカーとカーチェイスをしながら練習場まで猛スピードで逃げ込んだ問題については、「嘘だ。みんなが言うほどスピードを出していない」と一部否定している。

「バルデベバスについた時には警官が背後にいた。音楽を大きくかけすぎていたんだ。自分はスピード違反はしていないと彼らに説明した。だが、メディアがそこにいたので、大事になってしまった。車の背後に誰かいれば自分は停車する。バカじゃない。それでも、自分は過ちを犯したので、起こしたことには謝りたい。でも、みんなが言うほどの大きな過ちではない。報道が事実ではないと信じてもらいたかった」

　そして、解任されたラファエル・ベニテス前監督との不仲については認めている。

「フットボールの世界ではよくあることだ。他の人よりも分かり合える存在がいる。監督の交代はいいことだった。みんなジダンとうまくやっている。みんなが、よりジダンの言葉に耳を傾ける」