アーセナル監督、得点源オーバメヤン移籍の可能性に言及 「シーズンを何位で終えるか…」
アルテタ監督は、選手を口説けなければその妻を説得?
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、移籍が噂されるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの動向について言及。スペイン人指揮官は、アーセナルが3シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃せば、ビッグネームを数名放出することになると感じているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
現在、アーセナルはプレミアリーグで10位(8勝13分6敗)であり、CL出場圏内の4位チェルシーとの勝ち点差は「8」。それでも5位のマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差は「5」であり、まだCL出場権を獲得できる可能性は残されている。
また、欧州サッカー連盟(UEFA)から2年間の出場停止処分を科されたマンチェスター・シティの処分が確定した場合、シーズンを5位で終えたとしても、CLに出場できる。現在、シティはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴しており、その判断が注目されている。
アーセナルでは、オーバメヤンの移籍が報じられ続けており、バルセロナが獲得レースのトップにいるという。アルテタ監督は、CLに出場できなければ売却に迫られる可能性があると認めた。
「CLに出られていないことで、クラブが受けている打撃はとても大きい。経済面での影響も極めて大きいものだ。なぜなら、アーセナルの予算はCLに出場する前提で組まれているからね。1年、2年は出場できなくても、その先は大きな決断を迫られることになる。選手についても、私たちのシナリオによって決めないといけない。CLに出るのか、EL(UEFAヨーロッパリーグ)なのか、どこにも出られないのか。シーズンをどこで終えるかによって、どうしていくか。私たちには明確な計画がある」
ハイレベルの選手を獲得するためには、より高いレベルの大会に出場することが大事だと言うアルテタ監督だが、アーセナルにはロンドンを本拠地にしている強みもあると考えているようだ。
「CLに出場していたほうが、良い選手を獲得しやすい。誰もが、私たちがその大会に出たいことを知っている。でも、もし出られなくても、選手を獲得するための方法はあるよ。選手が興味を持たなくても、彼らの妻がロンドンに住みたいかもしれない。どうにかするから、心配しなくていい」
選手を引き留めるための奥の手まで明かしたアルテタ監督だが、3シーズンぶりのCL出場権を獲得したいのは間違いないだろう。現在10位という苦しい立ち位置だが、ここから上位進出できるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)