伊東純也、“今節のトップ10選手”に選出 「右サイドで旋風」「ヘンクは生まれ変わった」
伊東が相手のミスを逃さず、こぼれ球をワンタッチで持ち込んでリーグ戦4点目を記録
ベルギー1部ヘンクの日本代表MF伊東純也は現地時間1日、リーグ第28節クラブ・ブルージュ戦(1-2)でリーグ戦4点目を挙げた。試合に敗れたなかでマン・オブ・ザ・マッチに輝いていたが、現地誌の“今節ベストプレーヤー10”にも堂々選出されている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
本拠地で首位クラブ・ブルージュを迎え撃ったヘンクは、前半3分に先制を許す苦しい立ち上がりとなったが、嫌な流れを断ち切ったのが右サイドで先発出場した伊東だった。
同9分、相手DFエドゥアルド・ソボルのパスをカットしたこぼれ球が前線にいた伊東の前にこぼれると、ワンタッチしてペナルティーエリア内に持ち込み、迷わず右足を一閃。鋭いグラウンダーの一撃がベルギー代表GKシモン・ミニョレの右脇を抜き、ゴール左隅に突き刺さった。
前半アディショナルタイムには、ペナルティーエリア手前左からの直接FKでキッカーを担当。壁の上すれすれを越えたコントロールされた一撃は、クロスバー付近の絶妙なコースに飛んだが、相手GKミニョレの好セーブに阻まれて勝ち越しはならなかった。
ベルギー専門誌「SportMagazine」は「今節のベストプレーヤー10」を独自選出し、その1人に伊東をノミネート。「昨シーズンのように右サイドで旋風。彼は得点し、ミニョレの好セーブに阻まれたが、FKでの2ゴール目も寸前だった」と高く評価した。
また、ベルギーメディア「sporza」も、「ソボルは自陣でボールを軽率に扱い、伊東の右足に収まった。日本人はその贈り物に感謝して開梱し、ヘンクを同点に追いつかせた。ヘンクは伊東の同点弾後に生まれ変わり、前半に危険なチームであり続けた」とチームを活気づけたことに触れている。
ベルギー2年目、「Junya Ito」の名前は現地メディアやファンにもしっかりと刻まれているようだ。