「まさに天才」 元アーセナルFWの“神業”ゴールに再脚光「何度見ても驚かされる」

アーセナルで長年活躍をしたデニス・ベルカンプ【写真:Getty Images】
アーセナルで長年活躍をしたデニス・ベルカンプ【写真:Getty Images】

元オランダ代表FWベルカンプが2002年に決めた一撃をアーセナル公式が回顧

 1992年に創設されたイングランド・プレミアリーグは、現在に至るまで世界最高峰のリーグと称されている。その歴史のなかでは様々なゴールが生まれてきたが、アーセナルで活躍した元オランダ代表FWデニス・ベルカンプの一撃が「史上最高のゴール?」と再び脚光を浴びている。

 ベルカンプは1995年にインテルからアーセナルに移籍。2006年に現役を引退するまで10年以上にわたって活躍し、03-04シーズンにはリーグ無敗優勝の偉業に大きく貢献した。柔らかな足もとの技術を生かしたチャンスメークと冷静なフィニッシュは高い評価を得てきたが、その象徴とも言えるゴールに今回はスポットライトが当たっている。

 アーセナル公式インスタグラムが過去の同日を振り返る「#OnThisDay」のハッシュタグとともに投稿したのは、2002年3月3日のニューカッスル戦でのゴールだ。

 左サイドをドリブルで持ち上がった元フランス代表MFロベール・ピレスが、ペナルティーアーク内のベルカンプに斜めのパスを入れる。DFを背負っていたベルカンプだが、左足のトラップでボールを右後方に浮かせると、自身は左側にターンしてDFを翻弄。ペナルティーエリア内で再びボールをトラップすると、最後は追いすがるDFを振り切って冷静に右足でボールをゴールに蹴り込んだ。

 まさに“神業”と言うべき異次元のテクニックから生まれたゴールを、プレミアリーグ公式インスタグラムも「プレミアリーグ史上最高のゴール?」と綴って引用。コメント欄には「まさに天才だ」「最も偉大なゴール」「こんなにエレガントな選手を見たことがない」「1日中見ていられる」「何度見ても驚かされる」など、多くの反響が寄せられていた。

 プレミアリーグの歴史に刻まれているベルカンプの美技。その輝きは、20年近く経った今もなお色褪せていない。

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