アーセナルMF、“皮肉のリスタート”で警告 ファンが主審に憤慨「馬鹿げてる」「無能」

アーセナルMFマテオ・ゲンドゥージ【写真:Getty Images】
アーセナルMFマテオ・ゲンドゥージ【写真:Getty Images】

仏代表MFゲンドゥージがFAカップ5回戦の前半35分にイエローカードを受けた場面が話題

 アーセナルは現地時間2日、FAカップ5回戦でポーツマスと対戦。アウェーゲームを2-0と制し、ベスト8に駒を進めた。この試合で20歳のフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージが受けた警告が海外メディアで波紋を呼んでいる。

 試合は前半アディショナルタイム、FWリース・ネルソンの低空クロスをギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスが右足ボレーで合わせてアーセナルが先制。後半6分には再びアーセナルが相手のサイドを崩し、最後はFWエディ・エンケティアが押し込んでリードを広げた。そのまま2-0で逃げ切り、ベスト8一番乗りを果たしたアーセナルだが、前半のあるワンシーンが注目を集めている。

 前半35分、アーセナルのスペイン代表MFダニ・セバージョスが相手からファウルを受けて転倒。倒れ込みながら左足でボールを蹴り、ゲンドゥージはそのままプレーを続けようとしたがマイク・ディーン主審は再度リスタートを要求した。すると、ゲンドゥージは足もとにあったボールを拾い、やや大げさに頭の上まで持ち上げてからピッチにおいてパスを出したが、これに対してディーン主審がイエローカードを提示したのだ。

 衛星放送「BTスポーツ」サッカー版の公式ツイッターは、「皮肉へのイエローカード? マイク・ディーン主審はマテオ・ゲンドゥージが大げさにボールを置いたことを警告したようだ」と動画を公開。英紙「ザ・サン」は「ルールブックにはオフィシャルや試合に敬意を欠くジェスチャーに対して審判はカードを科せると定義されているが、ほとんどのアーセナルファンはこれが事実だと同意しないだろう」と綴るとともに、ツイッター上の声を紹介している。

「マイク・ディーンは馬鹿げている」
「ディーンのエゴはすさまじい」
「皮肉でゲンドゥージが警告…なぜマイク・ディーンはゴミ収集者ではなくレフェリーなんだ? まったく無能だ」

 ディーン主審の判定に対する非難の声は、拡大の一途を辿っているようだ。

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