レアルFW、バルサ戦“21世紀最年少ゴール”を呼び込んだ先輩MFのアドバイスとは?
バルサ戦でブラジル代表FWヴィニシウスがゴール、カゼミーロがハーフタイムに助言
レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは先日、バルセロナとの「エル・クラシコ」で21世紀最年少ゴールを決め2-0の勝利に貢献した。このゴールの陰に先輩のブラジル代表MFカゼミーロから「ゴールに向かえ」とアドバイスがあったという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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前半を0-0で折り返し、向かえた後半27分、ヴィニシウスが得意のドリブルから値千金のゴールを叩き込んだ。
左サイドでドイツ代表MFトニ・クロースのスルーパスを受けたヴィニシウスはペナルティーエリア内に切れ込むと、中央に味方選手が走り込む姿を確認したうえで思い切りよくシュートを選択。ボールはスペイン代表DFジェラール・ピケの足に当たってコースが変わり、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア=シュテーゲンの脇を抜けてゴールネットを揺らした。
このゴールは19歳233日でのゴールで21世紀のクラシコにおける最年少得点記録を更新した。チームの勝利に直結する値千金のゴールの裏には、先輩MFからの金言があったようだ。ブラジル代表MFのカゼミーロは「レアル・マドリードTV」のインタビューでこのように語っている。
「ハーフタイムに彼(ヴィニシウス)にもっとゴールに向かう必要があると伝えた。(対戦相手と)フィフティー・フィフティーの状況で、彼はたいていカリム(・ベンゼマ)を探しているんだ。カリムが良いポジションならもちろんパスすべきだけど、フィフティー・フィフティーの状況なら彼はゴールに向かったほうがいいと思う」
カゼミーロはヴィニシウスがまだ周囲に気を使ったプレーをしていると感じ、アドバイスを送ったようだ。バルセロナ戦のゴールシーンではベンゼマやDFダニ・カルバハルがペナルティーエリア内に走り込んでいたものの、ヴィニシウスはパスではなくシュートを選び、見事にゴールにつなげてみせた。