「恥ずかしい」 リバプールDF、屈辱的な3失点“初黒星”に失望「言い訳はできない」
ワトフォードに0-3敗戦、DFロブレンが悔恨 「何かが欠けていた」
リバプールは現地時間2月29日、プレミアリーグ第28節でワトフォードと対戦し、0-3の完敗を喫した。今季リーグ戦で負け知らずのリバプールだったが、連勝記録は「18」でストップし、昨季から続いた無敗記録も「44」で止まることに。フル出場したクロアチア代表DFデヤン・ロブレンは、この結果に「恥ずかしい」「言い訳できない」と語っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
序盤から攻め込まれる展開が続いたリバプールは、前半はシュートわずか1本にとどまった。そして後半9分に右サイドで与えたスローインの流れから先制点を奪われると、同15分には左サイドで与えたスローインからカウンターを受け、立て続けに失点。さらに同27分にもパスミスから被弾し、0-3と完敗した。
ロブレンは、「誰かに顔を殴られたような気分だ。少し恥ずかしいとも思う。あのパフォーマンスの言い訳はできない。本当に心が痛い。なぜなら、最初から最後まで、普段は持っている何かが欠けていたからだ」と述べ、こう続けている。
「監督はロッカールームに来た時に僕たちを見て、おそらく何かが欠けていることに気がついただろう。たぶん、ボールを失った時のアグレッシブさだと思う。素早いリカバリーをしなかった。普段なら問題なくできることだが、ワトフォード戦では常にセカンドボールを拾われて、それは普段の僕たちには起こらないことだ」
1失点目のシーンでは相手のスローインのボールをワンバウンドで被る格好となり、背後のスペースを相手に使われたロブレンは、「この試合を分析し、もっと、もっと良いプレーをしなければならないと理解する必要がある」と自戒の念を込めて振り返った。無敗優勝の道は閉ざされたが、悲願のプレミア制覇に向けて気を引き締め直していた。
page1 page2