前節2発の岡崎、同僚MFとの“得点源コンビ”に現地注目 「チームの最多ゴール選手」
岡崎とスペイン人MFリコは2人でチームの直近5ゴールをすべて記録
スペイン2部ウエスカの日本代表FW岡崎慎司は、現地時間2月29日に行われたリーグ第30節エストレマドゥーラ戦(2-2)で今季初の1試合2ゴールを挙げた。チームの直近5ゴールは岡崎とスペイン人MFミケル・リコだけで挙げており、地元紙「エラルド」は「オカザキとミケル・リコ、最近の試合でSDウエスカの得点を決めた選手」と紹介している。
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1部昇格を目指すウエスカは、20位に沈むエストレマドゥーラと本拠地で対戦。岡崎は3戦連続の先発出場を飾ったが、試合は前半17分に先制点を許す苦しい展開。しかし同29分、左サイドからのクロスに走り込んだ岡崎がヘディング弾を叩き込んで同点とする。
さらに1-1で迎えた後半19分には、再び折り返しのクロスを頭で合わせて勝ち越しゴールを奪取。スペイン移籍後初の1試合2得点を記録したが、終了間際の同43分に同点ゴールを奪われ、2-2の痛み分けとなった。
直近4試合でウエスカが挙げた5ゴールは、岡崎(3点)とリコ(2点)のみ。アラゴン州の地元紙「エラルド」は、「オカザキとミケル・リコ、最近の試合でSDウエスカの得点を決めた選手」と見出しを打ち、チームの得点状況についてレポートしている。
「ウエスカの最近5得点を決めることができたのは彼らで、ともに7ゴールでともにチームの最多ゴール選手となっている。その他の選手がゴールを挙げたのは、(2月1日の)26節ポンフェラディーナ戦のMFラファ・ミールまで遡らなければならない。
自身初のスペインでの経験をしているオカザキとゴールとの関係は、おかしなことになっている。審判が日本人アタッカーにゴールを認めた数は、無効とした数と同じだけのものだ。初得点は8節のジローナ戦(1-0)。前半戦では敗れたルーゴ戦(2-3)と勝利したエルチェ戦(2-0)とサラゴサ戦(2-1)でゴール。最近ではアルメリア戦(3-2)と、土曜での2得点でエストレマドゥーラのリードをひっくり返し最終的に引き分けた」
岡崎は加入1年目ながら、チーム得点王として君臨。仮にこれまでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で取り消された7点が決まっていたとすれば、14ゴールでリーグ4位にランクインしていたことになる。それだけ岡崎はウエスカに順応し、昇格に向けて不可欠な存在になっていると言えるだろう。