ACL神戸戦、20代韓国人観戦者の新型コロナ感染が判明! 現地で衝撃「拡大の懸念」
韓国で開催されたACL神戸戦、観戦した韓国人ファンが新型コロナ感染で広がる動揺
韓国で2月19日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節の水原三星対ヴィッセル神戸を観戦した20代ファンが、新型コロナウイルスに感染したことが2日に判明した。イ・ジェミョン京畿道知事が、SNSを通じて移動経路を公開して衝撃が広がっている。韓国メディアが一斉に報じた。
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試合は終了間際の後半44分、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの絶妙なパスからDF酒井高徳が抜け出し、最後はFW古橋亨梧が決勝弾。神戸が敵地で1-0と勝利し、ACLで2連勝を飾っていた。
この一戦を現地で観戦した韓国人ファンが、新型コロナウイルスに感染したことが判明した。韓国のサッカー専門誌「ベストイレブン」は、「江南区に居住する感染者は、水原三星とヴィッセル神戸のAFCチャンピオンズリーグの試合を観戦したことが明らかになった」と速報している。1993年生まれの20代男性が、先月26日に新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しており、イ・ジェミョン京畿道知事は2日に自身のSNSを介して、感染者の移動経路を公開している。
この韓国人男性は、「競技場までの公共交通機関(バス)を利用しており、E席1階障害者席付近の指定席で試合を観戦した」という。水原三星は試合当日、試合の観戦者に対して、海外履歴と関連症状の有無などの問診票を提出するよう求めており、当時は特に症状がなかった模様だ。
試合当日、スタジアムのホールではイベントが開催されており、700人ほどが参加したことも判明。「2万人近い観客と競技関係者に加え、イベント参加者まで重なり、新型コロナウイルス拡大の懸念が大きくなっている状況だ」と記しており、韓国内でも動揺が広がっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)