シティ、カップ戦3連覇の“快挙”達成 ペップ監督も手応え「大きな意味がある」
カラバオ・カップ決勝でアストン・ビラを破り、通算7度目の優勝を飾る
マンチェスター・シティは現地時間1日に行われたカラバオ・カップ(リーグ杯)決勝でアストン・ビラに2-1で勝利。同大会3連覇で、通算7度目の優勝を飾った。ペップことジョゼップ・グアルディオラ監督は「大きな成功」とこの快挙を振り返った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
聖地ウェンブリー・スタジアムで行われたこの一戦。シティはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネやポルトガル代表MFベルナルド・シウバなど一部主力を温存したもの、前半20分にU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンのお膳立てからアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがボレーシュートを決めて幸先良く先制に成功した。
続く同30分にはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンのCKからスペイン代表MFロドリがヘディングで押し込み、追加点をゲット。前半の内に1点を返されたものの、後半は最少得点差のリードを守り切って勝利を手にした。
グアルディオラ監督にとってはシティで8個目のタイトル獲得。アストン・ビラに決定機を何度か作り出されるなど苦戦を強いられながら手にした栄冠に手応えを感じているようだ。
「我々は素晴らしいプレーをした。もっと多く得点したかったが、いい試合だった。3連覇は大きな成功だ。一貫性があり、素晴らしかった。(リーグカップは)大きなコンペティションではないが、私はここに来てから全ての試合、全てのコンペティションで勝つためのトライをしてきた。ここで3年連続で勝利を収めたことには大きな意味がある」
今季プレミアリーグでは首位リバプールに大差をつけられて独走を許しているシティだが、リーグカップではきっちりとタイトルを手中に収めている。3連覇は1981年から84年までに4連覇を果たしたリバプール以来の快挙。優勝回数でも最多リバプールの8度に次ぐ7度目となった。