C・ロナウド、クラシコ観戦の“ショートトリップ”敢行 古巣レアルの快勝を見届ける
ユベントス対インテルの一戦が延期され、休暇を利用してサンティアゴ・ベルナベウへ
レアル・マドリード対バルセロナの「エル・クラシコ」が現地時間1日に行われ、ホームのレアルが2-0の勝利を収めた。この試合には元レアルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)も観戦に訪れており、その姿が反響を呼んでいる。
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試合は前半を0-0で終えると、後半25分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールで先制。その後もアグレッシブな戦いでリズムを掌握し、終了間際にはドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスが追加点を挙げて2-0の快勝を収めた。また、この結果によってレアルはバルセロナから首位を奪還している。
レアルにとって、約4年ぶりとなるリーグ戦でのバルセロナ戦での勝利。本拠地サンティアゴ・ベルナベウは大いに沸いたが、この日のスタンドにはかつてレアルのスターとして活躍したロナウドの姿もあった。セリエAユベントスに所属するロナウドは、現地時間1日に予定されていたインテル戦が新型コロナウイルスの影響で延期。シーズン中にもかかわらず、古巣の“大一番”を観戦に訪れるタイミングが生まれた。
スペイン紙「マルカ」は「クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードをサポートするためにベルナベウに戻る」と見出しを打ち、“英雄”の帰還に言及。同紙によると、2018年夏にユベントスに移籍して以来、ロナウドは初のサンティアゴ・ベルナベウ帰還になったという。英紙「メトロ」も「ロナウドがベルナベウでレアルの重要な勝利を見届ける」として、「珍しい休日を利用してスペインにショートトリップ」と注目している。
在籍9年間で計451ゴールを決め、数々の栄光をもたらしてレアルを去ったロナウド。その目前での「クラシコ」快勝と首位奪還は、レアルにさらなる勢いをもたらすことになりそうだ。