「正真正銘の衝撃事件」 デ・ヘア、痛恨キックミスの失点に英騒然「年間最悪失態賞を創出」

ユナイテッドのGKデ・ヘア【写真:Getty Images】
ユナイテッドのGKデ・ヘア【写真:Getty Images】

ユナイテッドはエバートンに1-1と引き分け 守護神デ・ヘアが失点を招く

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間1日、プレミアリーグ第28節でエバートンと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。この試合でスペイン代表GKダビド・デ・ヘアがロングフィードを相手選手に当てる痛恨の失点に、英メディアも「身震いするミス」「正真正銘の衝撃事件」と大々的に取り上げている。

 ユナイテッドは直近のリーグ3試合で第25節ウォルバーハンプトン戦(0-0)、第26節チェルシー戦(2-0)、第27節ワトフォード戦(3-0)とクリーンシートを維持していたが、エバートン戦では驚きの形から失点を喫することになる。

 前半3分、バックパスを受けたデ・ヘアが前線にロングフィードを送ろうとするも、蹴ったボールはハイプレスを掛けた相手FWドミニク・キャルバート=ルーウィンが伸ばした右足を直撃し、そのまま無人のゴールネットに吸い込まれた。

 痛恨のミスを犯し、沈痛な面持ちで天を仰いだデ・ヘアだが、英メディア「スポーツ・バイブル」は「デ・ヘアが身震いする失態で得点を提供」と見出しを打ち、「災難をもたらすエラー」と表現すると、英メディア「GIVE ME SPORT」も「デ・ヘアの大失策がエバートンにリードをプレゼント」と取り上げている。

 また、英メディア「One football」は「デ・ヘアが年間最悪失態賞を創出」と伝え、「正真正銘の衝撃事件」と指摘している。デ・ヘアは第18節ワトフォード戦(0-2)でも、痛恨のキャッチミスで失点を招いていた。かつては世界で最も安定感のある守護神と評されていたが、近年は苦難の時期を過ごしているようだ。

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