2010年代ブンデスの「アクロバティック弾TOP10」 岡崎の“芸術バイシクル”が堂々選出
ブンデス公式が特集 レバンドフスキ、リベリーらが並ぶなか9位にランクイン
日本代表FW岡崎慎司は今季からスペイン2部のウエスカでプレーし、ここまでリーグ戦25試合7ゴールをマークしている。現地時間2月29日に行われた第30節エストレマドゥーラ戦(2-2)ではヘディングで2得点を奪うなど、ストライカーとして結果を残しているが、8年前にブンデスリーガで決めた芸術的なバイシクルシュートが再び脚光を浴びている。
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ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルは、昨年末から2010年代を振り返る数々の動画を公開している。そのなかで今回新たに投稿されたのが、2010年代に生まれた「アクロバティック弾トップ10」を選出したものだ。
サッカーにおいて“アクロバティック”なシュートといえば、やはり空中に浮いたボールを体を投げ出しながら合わせるボレー、あるいはオーバーヘッドキックで叩き込む瞬間だろう。今回選ばれた映像にも、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)や元フランス代表MFフランク・リベリー(当時バイエルン)、セルビア代表FWルカ・ヨビッチ(当時フランクフルト)といった世界的な名選手のゴールシーンが収められているが、その中の1人として岡崎の一撃が9位にランクインしている。
そのゴールが生まれたのは、岡崎がシュツットガルトに在籍していた2012年2月19日、リーグ第22節のハノーファー戦(2-4)だった。1-4とリードを許したなかで迎えた後半34分、左サイドの元日本代表DF酒井高徳(現ヴィッセル神戸)のクロスを、中央で元ドイツ代表FWカカウがヘディングで合わせると、ボールはペナルティーエリア内にフワリと高く上がる。落下地点に素早く入った岡崎は、タイミングを見計らいながら華麗なバイシクルシュートを選択。ボールを見事に捉えた一撃はゴール右上隅に突き刺さり、相手GKもまったく反応できなかった。
岡崎のスーパーゴールといえば、レスター時代の2015-16シーズンに決めたオーバーヘッド弾も記憶に新しく、さらに今季もウエスカ移籍後初ゴールを華麗なボレーシュートで叩き込んでいる。いずれのチームでもファンの記憶に残るプレーを見せる“侍ストライカー”。来季のスペイン1部昇格に向けて、終盤戦でのさらなる活躍に注目だ。