マジョルカ久保建英、敗戦も“華麗ドリブル突破”をスペイン紙絶賛「危険を作り出した」

マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】

2試合連続スタメンの久保、チームは0-1で敗戦も現地紙が賛辞

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間1日、リーガ・エスパニョーラ第26節のヘタフェ戦に2試合連続でスタメン出場。チームは0-1で惜敗したものの、華麗なドリブル突破を披露した久保に対して、スペイン紙「ARA Balears」は「危険を作り出した」と賛辞を送っている。

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 1月19日の第20節バレンシア戦(4-1)以降、リーグ戦でのスタメン落ちが続いていた久保は、前節ベティス戦(3-3)で6試合ぶりに先発復帰を果たし1得点1アシストと活躍。そして本拠地ヘタフェ戦でも2試合連続でスタメンに名を連ね、右サイドハーフに入った。

 久保は前半21分、左サイドから華麗なドリブル突破を図ってエリア内に侵入。相手を引き付けてラストパスを供給したが、これは相手にカットされて惜しくもゴールに至らなかった。後半早々にはFWラゴ・ジュニオールへの絶妙なスルーパスを供給し、あと一歩でゴールのチャンスを作り出している。

 試合は後半22分、クロスボールから相手MFネマニャ・マクシモビッチにヘディングシュートを叩き込まれて被弾。痛恨の決勝ゴールを献上し、マジョルカが0-1と敗れた。それでもスペイン紙「ARA Balears」は「FWとの連携を見出せなかったマジョルカは、久保とダニエル・ロドリゲスだけが個人技で危険を作り出していた」と称えている。

 3試合ぶりの黒星となったマジョルカは勝ち点を「22」から上積みできず、依然として降格圏の18位に沈んでおり、17位セルタとの勝ち点差は「3」に広がった。苦戦が続くなかで日本人アタッカーのプレーは好材料の一つと言えるだろう。

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