久保建英、華麗ヒール技&高速ダブルタッチに脚光 スペイン「今節ベストスキル」選出
ヘタフェ戦でスタメン出場の久保、華麗スキルで相手翻弄シーンに注目
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間1日、リーガ・エスパニョーラ第26節のヘタフェ戦に2試合連続でスタメン出場。チームは0-1で惜敗した。リーガ公式ツイッター日本語版は「第26節ベストスキル集」の映像を公開し、久保の華麗なヒール技や高速ダブルタッチも選出されている。
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第25節ベティス戦(3-3)で6試合ぶりに先発復帰を果たした久保は1得点1アシストと活躍。そして本拠地ヘタフェ戦で2試合連続スタメンを飾った。右サイドハーフに入った久保は前半21分に鋭いドリブルから局面を打開し、エリア内に侵入するプレーを披露。後半早々にはFWラゴ・ジュニオールへの絶妙なスルーパスを供給し、あと一歩でゴールのチャンスを作り出している。
リーガ公式ツイッター日本語版が「第26節ベストスキル集」と題して1本の動画をアップ。バルセロナに2-0と快勝したレアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールらが選ばれているなか、19歳の日本人アタッカーが見せた二つのプレーがピックアップされている。
一つ目は、右サイドから打開を図った久保に対して相手3人がマーク。左足でボールを運んで切れ込んだ久保は左足ヒールでボールを縦方向へ流し、急激な方向転換で相手を翻弄すると、ワンタッチで前方に進みながらも直後の左足裏パスでマークを引き剥がした。
二つ目はサイドライン際での妙技だ。ドリブルを開始した久保は、左足で内側にタッチし、相手が伸ばした足をかいくぐると、右側で倒れ込んでいた相手を意識して高速ダブルタッチを披露。ボールは惜しくも相手に当たってこぼれたが、久保の創造性と技術が垣間見えるシーンとなった。
チームは依然として降格圏の18位に沈んでおり、残留圏17位セルタとの勝ち点差は「3」に広がった。苦戦が続くなかで成長著しい久保がチームを力強く牽引してくれそうだ。