J1浦和、“新型コロナ対策”で異例措置 GK西川が「ビデオ通話アプリ」で取材対応

浦和GK西川が「ビデオ通話アプリ」で取材対応【写真: 轡田哲朗】
浦和GK西川が「ビデオ通話アプリ」で取材対応【写真: 轡田哲朗】

1日から一般非公開でトレーニングを再開、報道陣との接触を避ける取材方法を導入

 浦和レッズは新型コロナウイルスの影響を受けてJ1リーグなどの公式戦が延期となるなか、1日にトレーニングを再開した。一般非公開で行われた後、報道陣に対して主将のGK西川周作がビデオ通話アプリによって取材対応を行うという斬新な試みが実施された。

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 浦和は2月26日のルヴァン杯グループステージ第2節、松本山雅FC戦からの試合が延期になったことを受けて、2月いっぱいをオフに変更。3月に入ってからのトレーニング再開となった。午前、午後の2部練習は一般非公開となり、報道陣にはマスク着用義務のうえで公開されたものの、選手と近距離で接することになるミックスゾーンでの取材対応は見送られた。

 そうしたなかで浦和の広報部は、午後練習の終了後に主将の西川が報道陣の取材に映像を介して対応する措置を取った。タブレットの画面で笑顔を見せる西川に、報道陣から質問がされる形式になった。

 西川は今回の延期措置について「公式戦で2試合勝利したなかで修正点に取り組めるのはポジティブなこと。この時間ができたからには、戦術理解を上げていくことには使えると思う。寂しさはあるけど、試合は延期であってなくなったわけではないので、シーズン後半に連戦になってもみんな楽しむ気持ちでやりたい」とコメント。今季から4バックを導入している浦和は1月、2月に沖縄県で2回のトレーニングキャンプを行ってきたが、実質的に“第三次キャンプ”と言えるようなこの期間を、チーム強化に生かしたいと話した。

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