これまではベンチ入りするも出番なし　失点に絡む回数が多いコリーの代役として先発か

　イタリア・セリエAのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が、現地時間2日のナイトゲーム、リーグ第26節エラス・ヴェローナ戦でイタリアデビューを果たす可能性が高まっている。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じた。

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　記事によると、サンプドリアを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、直近の試合で失点に絡む場面の多かったガンビア代表DFオマル・コリーのポジションに吉田を起用する可能性が高いという。今冬の移籍市場最終日でイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンからシーズン終了までの期限付き移籍で加入した吉田は、ここまでベンチ入りするも出場機会のない試合が続いていた。

　吉田はイタリア代表歴を持つDFロレンツォ・トネリとセンターバックを組む見込みで、ラニエリ監督が加入時に「右のセンターバックが足りなかった」と話していたポジションに入りそうだ。

　起用が実現すれば、ホームでのセリエAデビューとなる。新型コロナウィルスの感染拡大により開催状況は不透明だが、3月にはワールドカップ・アジア2次予選の試合も控えるだけに、吉田に出場機会が訪れるのは日本代表にとっても朗報だと言えそうだ。

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