衝撃完敗の「犯罪現場に居合わせた」 リバプールDF、“錆び付きプレー”に英紙糾弾
リバプールが3失点の完敗で無敗優勝の夢が潰える
リバプールは現地時間2月29日、プレミアリーグ第28節でワトフォードと対戦し、0-3の完敗を喫した。今季リーグ戦で負け知らずのリバプールだったが、連勝記録は「18」でストップし、無敗記録も「44」で止まることになった。英メディアは戦犯となったクロアチア代表DFデヤン・ロブレンを糾弾している。
前節ウェストハム戦では3-2と激しい打ち合いを制していたリバプールは、負傷中の主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンに代わって同代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン、センターバック(CB)の同代表DFジョー・ゴメスに代わってロブレンの起用以外は、ベストメンバーを送り込んだ。
しかし、試合は予想しない展開に。全体的に動きの重いリバプールは、序盤から攻め込まれる展開が続いたなかで迎えた後半9分、右サイドで与えたスローインの流れから先制点を奪われると、同15分には左サイドのカウンターから被弾。そして同27分、パスミスから試合を決する3失点目を許し、今季リーグ戦初の黒星を喫した。
これにより、連勝記録は「18」でストップし、無敗記録も「44」で止まることになったリバプールだが、全失点に関与し、衝撃の敗戦の戦犯となったロブレンに批判の声が集まっている。英地元紙「リバプール・エコー」は「ディーニーのターゲットとなり、錆び付いてしまっている兆候を見せた」と触れている。
英紙「デイリー・ミラー」は「全員の目が常にこのクロアチア人に注がれた」と悪い意味で主役を担ったと指摘し、「為すこと全てが最悪だった」と糾弾。「彼は犯罪現場に居合わせた」と、失点シーンには常にロブレンの存在があったと強調している。リバプールの無敗優勝は、驚きの形で幕を閉じることになった。
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