「準備ができていた」 岡崎、殊勲の2発を現地称賛「頭で試合を動かせると知っていた」
ウエスカはエストレマドゥーラと2-2ドロー 岡崎は2ゴールを叩き出す活躍
スペイン2部ウエスカは現地時間2月29日、リーグ第30節でエストレマドゥーラと対戦し、2-2と引き分けた。日本代表FW岡崎慎司は2ゴールを叩き出し、勝ち点1の獲得に貢献。現地メディアは「その頭で試合を劇的に動かせることを知っていた」と百戦錬磨の輝きを称えている。
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1部昇格を目指すウエスカは、20位に沈むエストレマドゥーラをホームに迎えた。岡崎は3試合連続の先発出場を飾ったが、試合は前半17分に先制点を与える展開に。しかし同29分、左サイドからのクロスに走り込んだ岡崎がヘディング弾を叩き込み同点とする。
さらに1-1で迎えた後半19分には、再び折り返しのクロスを頭で合わせて勝ち越しゴールを奪取。スペイン移籍後初の1試合2得点を記録したが、終了間際の同43分に同点ゴールを奪われ、2-2の痛み分けとなった。それでも現地メディアは、輝きを放った岡崎に高い評価を与えている。
スペイン紙「ヘラルド」は2得点を記録した岡崎について、「岡崎は準備ができていた。そして、その頭で劇的に試合を動かせることを知っていた」と、経験豊富なベテランの活躍ぶりを称えていた。暫定4位とチームが昇格争いを演じるなかで勝ち点3を奪えなかったのは痛手となったが、岡崎はこれでリーグ戦25試合7得点。スペインでも“らしさ”を発揮しつつある。