「退屈」批判で闘志に火! EL16強のヘタフェ監督、バルサMF発言を利用し選手鼓舞
アヤックスOBのデ・ヨング、EL第1戦後にヘタフェのスタイルを批判
ジャイアントキリングは、カップ戦の醍醐味だ。今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のラウンド32では、オランダの名門アヤックスがスペインのヘタフェに2戦合計2-3で敗れる波乱が起きた。ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は、アヤックスOBであり、現バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの発言を、選手たちのモチベーションを上げるために使ったことを明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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デ・ヨングは2018-19シーズンにアヤックスがUEFAチャンピオンズリーグで4強入りを果たす原動力となった。その活躍が認められ、昨夏にバルセロナへとステップアップしたが、今季は彼の発言がアヤックスの早期敗退につながったのかもしれない。
ELラウンド32の第1戦終了後、デ・ヨングはヘタフェの戦い方について「ファンを楽しませるようなサッカーをしていない。彼らの試合を見るのは退屈だ」と、批判を展開した。
アヤックスOBの発言を見たボルダラス監督は、このコメントを選手たちのモチベーションを上げるために使ったという。彼はロッカールームの壁にデ・ヨングの発言を印刷した紙を張り付け、ベスト16進出を目指すチームの闘志に火をつけたという。
ホームで行われた第1戦で2-0の勝利を収めていたヘタフェは、敵地での第2戦でも貴重なアウェーゴールを記録。試合には1-2で敗れたものの、2戦合計3-2でベスト16進出を決めた。
試合直後の会見では、「もし、このチームが守備的だと言われるなら、私はサッカーが何か分からない」と、意地を見せたボルダラス監督。次戦では優勝候補の一角に挙げられるインテル(イタリア)と対戦することが決まったが、今季のリーガ・エスパニョーラでも上位争いを演じるヘタフェは、どのような戦いを見せるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)