バイエルン戦完敗のチェルシー、伊代表MFジョルジーニョら8人の来季戦力外を監督が決断か
ケパ、ジョルジーニョ、バークリー、ウィリアンらが放出対象か
チェルシーは現地時間25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第1戦で、ホームでバイエルンに0-3と完敗した。英紙「ザ・サン」は、この試合でフランク・ランパード監督が欧州のトップレベルのクラブと対戦するために必要な選手を見極め、8選手を今季限りで放出するのではないかと報じている。
現役時代にCL優勝を達成するなど、チェルシーの黄金期を支えたランパード監督。今シーズン開幕前、補強禁止処分を受けていたクラブに監督として復帰し、下部組織出身の若手中心のチームを率いて奮闘している。バイエルン戦は欧州のトップレベルで、どれだけ戦えるかの試金石となるはずだった。完敗に終わった試合後、ランパード監督は「私の選手たちのことを多く学ぶことができた」と話している。
これを受けて特集を組んだ「ザ・サン」紙は、イングランド代表MFロス・バークリー、GKとして世界最高額で加入したスペイン代表GKケパ・アリザバラガ、イタリア代表MFジョルジーニョら、8選手が放出対象になるのではないかと指摘した。
記事では、ケパについて「世界最高額のGKだが、満足のいくパフォーマンスを見せられず信頼を失ってベンチへ送られた」と指摘。ジョルジーニョに関しては「シーズン序盤は輝きを見せたが、徐々に失速。ピッチを走る能力が疑問視される」、バークリーも「安定感に欠ける。能力に疑いはないが、出場機会を得た時にそれを示せず」と、厳しく評価している。
それ以外の5選手は、フランス代表DFクル・ズマ、ブラジル代表DFエメルソン、スペイン代表DFマルコス・アロンソ、ブラジル代表MFウィリアン、そしてスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスとなっている。
すでに来季へ向けての補強を進めているチェルシーは、アヤックスからモロッコ代表MFハキム・ジエクを獲得。記事によれば、この8選手を放出する場合、ランパード監督は最低でもあと4選手を加えたい意向にあるという。
直近の2度の移籍市場で補強のなかったチェルシーだが、来夏は大きな刷新が行われることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)